地方に家を建てる備忘録的なブログ

都市部出身者が地方で家を建てるということ

R4年度第二種電気工事士筆記試験の感想

ちょっとご無沙汰しました。

 

本日は表題の件で報告です。
筆者は今後自宅を建設するために電気工事士(2種)の資格取得のためにこれまで対策&学習してきました。

本日5/29は試験日。
午前からのカリキュラムで受験して来たのでレポートと感想を書いておきます。
時が経って、私の懐かしい備忘録的なものに、そして今後受験される方の一助になれば。

試験会場について

会場は、某ホテルの大広間でした。
これがまた、懐かしい会場でして以前筆者が大学受験生の頃に泊まったホテルでした。
外装がきれいになったり、経営母体が変わったりしましたが、建物の形状は全く同じ。
だから、懐かしいやら、あるいみトラウマやら。なのでちょっと過呼吸気味でした。
試験前に飲み物を意図的に探し回りたい、、、そんな気分になるくらい、なんだか落ち着かないそんな心境でした。

毎晩、自分の好きな酒を飲み、リラックスしながら試験対策の動画をプロジェクターで観ながら寝落ちしつつ学習する・・・というのをやっていたのですが、実際の緊張状態で解くのとは精神状態が違います。
そういう意味では、緊張感をもって勉強した方がよかったかなぁと思う部分もありました。例えば、電力を求める時、1時間30分=90分=5400秒 ですよね。
計算するときに60を掛け忘れたり、かけすぎて計算間違いを起こし、不安な心境になり危うく頭に血が上りそうになりました。

何が言いたいかというと、実戦会場を想定した学習も必要だということです。
今回は幸い大した得点率を求められないので安心でしたが、それでも大事なことと思います。


受験者、受験人数について
私が受験した会場の人数はざっと400人前後でした。
コロナの影響もあってか、会場に人を詰め込むわけにもいかず、
長机に2人ずつ座って、極力密にならないよう。。。という対策はなされていたと思います。と言っても、もはやコロナ騒動も終盤に差し掛かっており、心理的な緊張感はあんまり無かったんじゃないかなという印象です。
学生服を着た少年から、初老、いや白髪の老人まで年齢層は幅広かったです。


試験時間について
試験は120分。
試験開始後60分経てば退出可能でした。
その後の退出は挙手をして試験官の合意のもと出ていけるというものでした。
筆者は90分くらいで退出しました。
例年の難易度と同等な印象を受けましたし、目安の合格得点率60%を目指して解答をしました。
退出者は60分後にたくさんおられました。
本当に解けたのか、それともこれ以上頑張っても結果に影響がないから諦めたのか、それはわかりませんが、筆者は合格したいので結構時間を費やして粘った方です。


試験内容について
今までIV1.6mmの電線を使うのが基本的な電気工事という印象でしたが、
だんだんと電力需要が増加していくのだという予感がします。
今まで圧着スリーブは小か中を使うという印象でしたが、今回出題された問題は大を使うというものでした。

また、接地工事や配線工事そのものも、今風に合わせたものにシフトしたそうな、
そんな出題内容という印象を受けました。
過去問を繰り返し解いて覚えるくらいにやったら、ギリギリ6割は取れると思います。
ですが、”今後の電気工事の必要性に迫られた出題問題に変わっていくのではないか”という印象が強くしました。

総論
結局は基本的な知識と実践を想定した出題がされているという印象でした。
つまり配線を行う際の図面をちゃんと理解でき、複線図のような実践的な知識とスキルがあるかどうかを考査しているし、今後もしてくるんだろうという感じです。

私は自己採点で50問中41問正解でした。
確信を持てたのが35問、不安だったのが6問。
結果的に合格判定だと思いますが、そんな結果です。